タロットのホロスコープスプレッド。12枚で1年や人生の領域を読む方法

タロット研究

こんにちは、紫月燈子です。タロットのスプレッドの中でも、12枚と枚数が多く、「全体像」を見るのに向いているのが「ホロスコープスプレッド」です。西洋占星術のホロスコープ(天体の配置図)の考え方を借りて、カードを円形に並べます。

このノートでは、ホロスコープスプレッドの並べ方と、12の位置の意味、読み方のコツを整理します。

ホロスコープスプレッドとは

12枚のカードを、時計の文字盤のように円形に並べ、それぞれの位置に「分野」を割り当てるスプレッドです。西洋占星術では、ホロスコープの円を12の領域(ハウス)に分けて、人生の分野を読みます。その考え方を、タロットに応用した方法です。

使い方は主に二つあります。

  • 人生の分野を見る使い方:12のハウス(自分、お金、仕事、恋愛など)の状態を見る
  • 1年の流れを見る使い方:12枚を、12か月に対応させる

12の位置と意味(ハウスの考え方)

西洋占星術のハウスの一般的な意味を、タロットに当てはめた一例です。

位置 分野 読み取るポイント
1 自分自身 性格、第一印象、人生への姿勢
2 お金・所有 収入、価値観、持っているもの
3 コミュニケーション 知識、学び、身近な人との関わり
4 家庭・ルーツ 家族、住まい、心の安らぎ
5 楽しみ・恋愛 創造、趣味、恋愛、子ども
6 仕事・健康 日々の仕事、習慣、体調
7 パートナー 結婚、対人関係、ビジネスの相手
8 共有・変容 他人との共有資産、深い絆、変化
9 学び・旅 高度な学び、海外、人生観
10 社会的地位 キャリア、目標、評価
11 友人・希望 仲間、コミュニティ、将来の願い
12 潜在意識 隠れた課題、内面、休息

占星術のハウスの意味づけは、流派によって細かな違いがあります。ここでは、広く紹介されている一般的な意味を使っています。

並べ方と手順

  1. 使い方を決める(人生の分野を見るか、1年の流れを見るか)
  2. カードをシャッフルして、12枚を引く
  3. 1枚目を、時計の9時の位置に置き、反時計回りに2枚目以降を置いていく(占星術のハウスの並びに合わせた方法)
  4. 1枚ずつ、位置の意味と合わせて読む

時計回りに置く方法や、1枚目を別の位置に置く方法もあります。引く前に、自分が使う並べ方を決めて、記録しておくと、読み返すときに迷いません。

1年の流れとして読む場合

12枚を、12か月に対応させる使い方もあります。1枚目を「現在の月」、2枚目を「翌月」というように並べていき、1年間のテーマの流れを見ます。

たとえば、10月に引く場合は、1枚目が10月、2枚目が11月、…12枚目が翌年9月です。各月のカードを、その月の過ごし方のヒントとして読みます。

読み方のコツ

1枚ずつ読んでから、全体の偏りを見る

12枚を引いたら、まず1枚ずつ、その位置の意味とあわせて読みます。そのあと、大アルカナが多い分野、小アルカナの同じスートが集まる分野を探します。たとえば、ソードが多ければ、考え事や悩みが多い時期、カップが多ければ感情や人間関係の話題が中心、というように、全体の雰囲気をつかめます。

いい位置・悪い位置を決めつけない

12の位置のうち、特定の分野に重たいカードが出ても、その分野が悪いというわけではありません。「いま向き合うテーマが、そこにある」という見方で読みます。

1回で全部を読み切ろうとしない

12枚を一度に読むのは、時間も集中力も必要です。気になる3〜4つの分野に絞って、じっくり読み、残りは別の日に読む方法もおすすめです。

向いている場面・向かない場面

  • 向いている:1年や数か月先の流れを知りたいとき、人生全体のバランスを見たいとき
  • 向かない:一つの具体的な悩みへの答えがほしいとき(ケルト十字などが合う)

一つの悩みを深く読むときはケルト十字、時間の流れを3枚で見たいときはスリーカードが合っています。そのほかのスプレッドはスプレッドの選び方をご覧ください。

まとめ

  • ホロスコープスプレッドは、12枚を円形に並べて、12の分野を読む方法
  • 西洋占星術のハウスの考え方を借りた、人生全体の見渡しに向いている
  • 12枚を12か月に対応させて、1年の流れを見ることもできる
  • 位置の意味や並べ方は流派で違うので、引く前に使う方法を決めておく

このノートは研究と読み物としての整理です。個別の運勢や重大な決断は、ご自身の判断を第一にしてください。

タイトルとURLをコピーしました