こんにちは、紫月燈子です。今回は、大アルカナ11番「正義」の逆位置を読み解きます。正位置では「公平、バランス、因果への誠実さ」を表すカードですが、逆さまに出たときは、どんな意味合いになるのでしょうか。
カードの解釈は、流派や占い師によって違いがあります。ここでは、一般によく紹介される読み方を整理しています。
「正義」の逆位置のキーワード
逆位置の「正義」は、一般に不公平・偏見・責任回避といったテーマで読まれます。
| 向き | 主なテーマ |
|---|---|
| 正位置 | 公平、バランス、因果への誠実さ |
| 逆位置 | 不公平・偏見・責任回避 |
正位置の意味や、カードの絵柄については、「正義」の解説ノートで書いています。
絵柄から見る「正義」
右手に剣、左手に天秤を持つ女性が、二本の柱の間に座っています。公平さを象徴する絵柄です。逆位置では、天秤が傾いた状態として、不公平や偏りが示されます。
逆位置が示すこと
判断が偏る
感情や先入観で、物事を見てしまう状態です。
責任から逃げる
結果に向き合うことを避け、他者のせいにする形として読まれます。
不均衡が続く
努力と報われ方のバランスが取れていない感覚を示します。
テーマ別の読み方
恋愛
どちらが悪いかを決めたい気持ちが先に立つと、話し合いが進みません。事実と感情を分けて整理してみましょう。
仕事
評価や契約で、不公平を感じやすい時期です。書面で確認し、事実をもとに話すと冷静に進められます。
人間関係
自分の正しさを押し通すと、相手の事情が見えなくなります。いったん相手の立場を想像してみましょう。
こんな場面で出やすい
契約や評価で不公平さを感じているとき、また、感情的な対立で事実が見えにくくなっているときに出やすいと読まれます。
組み合わせの読み方
- 正義の逆位置+吊るされた男:状況を急いで裁かず、別の視点から見直すことが、解決の糸口になる読み方です。
- 正義の逆位置+魔術師:事実の見せ方に偏りがないかを確認する、というヒントになります。
自分に問いかけたいこと
- 事実と感情を、分けて書き出せるか
- 自分に責任の一部はないか
- 相手の立場から見ると、どう映るか
逆位置が出たときの考え方
公平さは、自分にも向けるものです。自分の責任の範囲を、静かに確認することから始めてみてください。
逆位置は、「悪い結果」を告げるものではありません。エネルギーが内側に向かっていたり、バランスが崩れていたりする状態を知らせる、見直しのサインとして受け取ると、行動のヒントになります。逆位置の基本的な考え方は、タロットの逆位置とはで整理しています。
まとめ
- 「正義」の逆位置は、不公平・偏見・責任回避などのテーマで読まれる
- 正位置の「公平、バランス、因果への誠実さ」が、うまく働いていない状態を示す
- 悪い結果ではなく、見直しのサインとして受け取る
- カード78枚の一覧はタロット78枚の意味一覧から確認できる
このノートは研究と読み物としての整理です。個別の運勢や重大な決断は、ご自身の判断を第一にしてください。

